Sun Catcher

結局は、最期の瞬間に自分を褒められるかどうか

雛あられ

https://instagram.com/p/lD0qwHTCl9/雛飾り。

上は、先輩から娘誕生時に頂いたもの。

下は、夫婦で選んで娘にプレゼントしたもの。

 

京雛と関東雛の男雛と女雛の座り位置の違いには、諸説由来があるらしいけれど、

どちらも気に入っているからあまり深く考えずに、家ではもう七年もこのように飾っている。

 

一年振りに飾る時は、「お久しぶりです。元気でしたか?」と級友に会ったような親しみを込めた挨拶をし、三日の夜には、私たちが食すものを飾って一緒に祝い、また来年もこの時間を楽しめるよう、娘をお守りください、と願うのだ。

 

今日は職場の保育園でも雛祭り会があり、その中で雛あられの色の説明を聞いた。

桃色は春の花を示し、緑は夏の草の色、黄色は秋の紅葉の色で、白は雪の色と一年を通して我が子が元気でありますように、という願いが込められているそう。

 

フムフムと話を聞きながら、四十を前にしても知らないことが多いものだな~と感じた。

知らないことが多いことを恥ずかしいと感じる人もいると思うけれど、私はまだまだ色々なことを知ることができるのだ!!と嬉しくなる。

情報過多なこの時代において、自分が残りの人生の中で掴み取る知識なんてたかが知れてるけど、可能な限り、身になるものをキャッチしていけたらと思う。

 

「桃色は春の花の色。緑は夏の草の色。黄色は秋の紅葉の色で、白は雪の色。

一年を通して貴女が元気でありますように、っていう願いが込められてるんだって」

と話しながら雛あられを食べる時間が増えたことは、来年以降も、家族で祝う雛祭りの中にほんのりと温かいエッセンスを加えてくれるだろう。

 

身になるもの、ひとつキャッチ!