Sun Catcher

結局は、最期の瞬間に自分を褒められるかどうか

自分で考える、ということ

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数年前の、一色海岸「Blue Moon」で開催のkeisonのliveへ向かう前の兄妹の写真は、私の大好きな一枚。

 

今も3人が元気で傍にいてくれることが、奇跡に思えるような世界になってきたな……と、最近のニュースを見て思う。

 

人間の祈りや、願いが生み出した宗教というものが、形を変えて世界を震撼させるようなテロを生み出しているという事実。

「これをしたらアウトだろ!」と自分に言い聞かせることができずに、同じ年代の子を殺してしまう子どもたち……。

 日常の遊びの中で、たまたまが重なって、苦悩の人生を歩むことになった家族のニュースなど、2015年になってからも、重いニュースが心を消耗させる。

 

けれど、私が不安だ、不安だと言いながら生きるのは、子ども達の健全な心を育てることに障害が生まれてしまいそうだし、かと言って、何でもかんでも、誰でもかれでも、信じて生きなさいと言い切れるほど、警戒心を持たずに生きられる世の中ではなくなってきているように思えるから、耳や胸に痛いニュースを一緒に見ながら、こういう時はどうすればいいか?と子ども達に問いかけ、考えさせて、自分の言葉で答えを発する機会をもつことを心がけている。

 

世間で起こっていることから目を逸らしたまま生きることはできないし、関心を持たずに生きることもできない。

だとしたら、そんなに悪いことばかりじゃないじゃない。そんなに悪い人ばかりでもないじゃない。と思えるような経験を子どもに多く持って欲しいと思う。

あとはやはり、究極のことを言えば、日々を懸命に生きて欲しいと願うばかりだ。

そして、懸命に生きる日々の中で、自分で考え行動する力を育てて欲しいと思う。

 

成長と共に世界は広がり、交友関係も広がっていく中で、自分でジャッジする機会というのは必然的に増えてくるだろう。

みんながそうしていたから、という安易な判断で人生を棒に振ることのないよう、自分の心で判断して動ける子になって欲しい。

そして、ここなら安心だと、心を許せるような友人に恵まれたなら、嬉しい限りである。