「運動は、運を動かすこと」
子ども達の登校と同時にbikeにまたがりいつものコースへ。
怒鳴るように会話をしながらすれちがう中国人の女性2人組。
後ろ向きに歩くおじさん。
犬を連れたご婦人たちの集団。
橋の下で笛の練習をするおじいさん。
おじさんのようなおばさん……。
毎朝同じ場所で出会う人々に勝手に親近感を抱きながらペダルをこぐ。
コースを回る時間が短くなっていくのに比例して、汗が出始めるまでの時間が早くなった。
「運動は、運を動かすこと」
という言葉をいつかのTVで聞いてハッとしながらも、なかなか習慣として身につけることができずにいたけれど、今年で四十になる体。
やはり、定期的に動かさねばと痛感することも多くなってきた。
ものすごく長生きがしたいわけではないけれど、子ども達の大切な時間を、私の介護に当ててしまうのはどうしても避けたくて、そのために今やらなければと強く感じている。
同じコースをグルグルと回る間に思考は様々な場所へと飛んでいく。
自分との対話時間。
もしかしたらそれも、運を動かすことに繋がるのかもしれない。
大切な一日の始まりを継続しよう。